真空・加圧・低温沸騰などを組み合わせ、また化学処理や薬品をいっさい使わない特許製法により、まぐろ油を抽出しています。
この抽出法により、天然ビタミン等の有効成分や抗酸化成分を損なうことはなく、低温抽出の特徴といえるトランス脂肪酸を含まないまぐろ油の精製に成功いたしました。
この技術により本来マグロが持つ天然のビタミンEやビタミンDを豊富に含んだ、非常に酸化しにくいまぐろ油になりました。 |
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※トランス脂肪酸・・・現在広く行われている製油法の過程で生じる“狂った脂肪酸”(異常で不健全な結合)で、細胞膜および細胞の働きを狂わせ、また体内でビタミンなどの栄養物質を食い荒らしたりします。 |
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<ハイブリッド抽出法と分子蒸留法との比較> |
ハイブリッド抽出魚油は一般の精製魚油に比べ、過酸化物価の上昇が
非常に低いことが図から分かります。
これは原料となるマグロの漁獲時からの低温管理、さらにハイブリッド抽出
によってビタミンEが抗酸化ビタミンとして豊富に魚油に残っているためです。 |
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<ハイブリッド抽出法と分子蒸留法との比較>
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ハイブリッド抽出法 |
分子蒸留法 |
抽出温度 |
55℃〜103℃ |
240℃ |
空気との接触 |
処理中ほとんど無し |
原料段階で空気と接触 |
酸化 |
ほとんどしない |
非常にしやすい |
ビタミン類 |
天然・高度に含有 |
破壊され、含有なし |
トランス脂肪酸 |
なし |
含有 |
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